カナダでバイリンガル子育てをしてきて、私が実際にした失敗談と、日本人ママによくある失敗談をまとめました。
特にこの3つは、多くの家庭でも起きがちなのでシェアします
1歳の英語教育での失敗談
① 英語と日本語を“1つの文の中で混ぜて”話してしまった
私が実際にやってしまった失敗です。
例えば、
「Don’t do this って言ったでしょ!if you do this 怪我するから dangerous だよ!」
と、日本語と英語を1文の中でミックスしてしまった時期がありました。
すると子どもは
→ 日本語だけ拾うようになり、英語の吸収が一時的にストップ…。
カナダのママや専門家に相談したところ、
「英語だけの日、日本語だけの日を作る必要はないけど、
1つの文の中で2言語を混ぜないほうがいいよ」
と言われました。
今は
• 英語の本を読むときは“英語だけ”
• 私と日本語で話すときは“日本語だけ”、カナダ人夫と3人の時は"英語だけ"
• 一文の中に英語と日本語を混ぜない
このルールにしてから、英語の吸収が戻りました。
② 発音に自信がなくて、英語で話しかける時間を減らしてしまう(よくある失敗)
これは日本のママがよく悩むポイント。
「発音が変だったらどうしよう」
「間違った英語を教えたくない」
こう思うあまり、英語で話す頻度が下がってしまうケースは本当に多いです。
でも現地のママもカナダ人の夫も言うのは、
「発音より、英語に触れる頻度のほうが100倍大事」
日常的にネイティブの発音も聞かせていれば、子どもは最終的に“ネイティブの発音”を吸収するので、ママの発音に完璧さを求める必要はありません。
③ 英語のインプットが“動画だけ”になってしまう
これも日本ではよくあるパターン。
YouTubeや英語DVDを見せるだけでは、
子どもは英語を「理解」するところまでいきにくいです。
カナダでは、
動画は1日のうち少しだけ。
同じ動画を繰り返し見る。
動画で覚えた歌や単語を、
生活の中でママが短く声に出してあげるだけで、
英語が定着しやすくなります。
まとめ
“完璧”じゃなくていい。続けるほうが何倍も効果的
カナダで子育てをしていて感じるのは、
ネイティブの子も特別なことをしているわけではく、
毎日少しずつ英語を聞く環境があるだけ。
日本にいても、
• 1日1フレーズ
• ネイティブ絵本の読み聞かせ
• 短く・抑揚ある声掛け
• 生活の中で歌を一緒に歌う
これだけで1歳の吸収力は驚くほど伸びます。
そして失敗しても大丈夫。
大事なのは「継続」と「環境」。
これからも、
カナダ在住ママだから伝えられる “リアルで生活に根付いた英語教育” の情報をたくさん発信していきますので、よかったら他の記事も読んでみてくださいね!

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